<第41話日本一!成人式マルヒ作戦を視る>

心に残る話というのがあります。それは、人物の(良さ)がよく描かれ、それを感じさせてくれる時かもしれません。

長太郎の同居人でいとこのかよちゃんの成人式にまつわる話を視ました。話の最後でかよちゃんの同級生で付き添いのダイスケ君はとんかつ屋さんの制服で、かよちゃんは理容の制服で式に出発します。各々、着物とスーツがありましたが、己にふさわしい晴れ着として、制服を選んでいました。見栄にとらわれない、この選択が気持ちよくて…。自分にとってのふさわしさを謙虚にとらえ、教え手である長太郎の母ちゃんや、とんかつ屋さんのおやじさんに対する感謝の気持ちを感じました。長太郎は二人を爆竹ではなむけていましたが、二人の前途を祝いたい、優しい気持ちになれました。


人物の(良さ)に出会うと、その作品が、心底愛しくなります。