<何気ないひとこま>

これは第5話のひとこまです。いつもは厳しく長太郎に当たってしまう父ちゃんですが、珍しく機嫌よく長太郎の肩に手をおいています。長太郎も何となく照れくさいような居心地が良さそうな感じがします。このシーンは流れもあるだろうけれど、東野さん自身の栗又君を慈しんで見守っている感じが透けてでていると、(勝手に)思います。この栗又君を皆が囲んでいるシーンは、ファンとしてはとても安心感があって嬉しいことなのです。スキンシップというか身体の一部が触れていると安心感というか優しさが伝わりますね。栗又君が共演者に愛されていたということが、わかるよすががあることが嬉しいです。最終回の栗又君が寺山先生に肩を抱かれてる写真も同じように感じました。


男!あばれはっちゃくは基本的には人情劇。前は児童劇、アクションドラマなどと把握したけれど、作品を見直し始めた今は人情劇がしっくりくる。誰かの為に長太郎が一肌脱ぐ話が多い。私が好きな話はひどい仕打ちや偏見を長太郎に与えても、その相手の為に一肌脱いでやる話なのかもしれない。でも人情劇はたくさんあるだろうけれど、私がこの作品に思い入れたのは、栗又厚君の容姿と醸し出す味、存在感が大きいのです。