柿の葉さん>私のいつもながら纏まりがつかない(笑)日記の最後に、何気なく、書いた史実をもとに、掘り下げて、深い考察をしてただきました。考察のお役にたてたようで、嬉しく思いました。ありがとうございました。大変興味深く読ませていただきました。
柿の葉さんの日記から、初代の半ばから、シリーズ化に当たって、長太郎がより視聴者に共感されるように、正しさが誤解されてしまうようなヒーローキャラの面が出始め、ライバルなどもより意地悪になったりする、フォーマットを作っていったのではないかと考察されて、成る程、と思いました。79年の7月の二代目の設定づくり開始の前に、好調につき、局内表彰をうける、とあり、シリーズ化のゴーサインがでたりしたのかな?と思いました。続けていくにはよりシンプルなヒーロードラマの王道的なつくりになっていったのですね。初代は以降と比べて、人間関係の描写が繊細というか、回を進める毎に信頼感や親近感がでてくる微妙な感じがいいですね。人間ドラマというか、ヒトミちゃんが嫉妬したり、強がったりするところ?など、初代はよくえがかれてるのかな、と柿の葉さんの日記で思いました。こういった残り香もあるのか、DVDがでたら、じっくり見て見たいと思います。


だんだんに設定をつくりあげられていくなかで、オーディションで栗又さんとプロデューサーが出会い、長太郎とリンクする部分の可能性を探り、役を作っていったのかな、と思います。長野さんも長太郎の候補でおかしくなかったのですね。長太郎や邦彦を演じられる可能性を伸ばしてくれたのはもちろん本人の努力もあるでしょうが、周囲の育む力もあったのでしょう。子供の可能性を大事にするのはあばれはっちゃくのテーマでもあったでしょうから。余談ですが、栗又さんが大食漢で力持ちの五郎くんをゲストで演じたあと、その特徴が長太郎に引き継がれたのは面白いと思いました。これは使おう、ということだったのでしょうか(笑)。