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<雑記>
実家に帰ると、家の者に半ば強引に男!あばれはっちゃくのDVDを見せている。
徐々に見いって楽しんでくれており、今現在でも引き込まれる魅力があるということで、ファンとしては嬉しい。
近しい者なので、思ったことを口にしてくれる。
毎回言うのが、長太郎足が太すぎる(笑)というものである。
これは、悪口ではなく、自然に出た感想なのである。
私もそう思うし、そこも好きなのだ。
二代目あばれはっちゃくの特徴はたくましい分厚い体躯であり、特に太ももの重量感がすごい。
写真集でもその記述があり、栗又さんははっちゃく向きの体型だと認められていた。
その体型に乗っているのが端正で、凛々しいフェィスなので、まるで…仏像の四天王などの武将像を彷彿とさせるというのは言い過ぎだろうか。
家の者の他の感想としては、長太郎は身体は父ちゃん(東野英心さん)似、顔は母ちゃん(久里千春さん)似だね、というものである。これは、本当にその様なのである。
男!あばれはっちゃくは102話あるので、その回きりの出演者がいて、彩りを添えている。一回だけだから印象が薄いかと思うとそうでなく、結構存在感があって残ったりする。
第3話の兄貴が思いを寄せる千春さんの弟森田てつや。決めセリフがあり、愛嬌があったと思う。(笑わせるぜ全く!)
第47話のあばれラーメンの回のサッカー部のキャプテン浜田こうじ。父親のみで、姉貴が嫁いでしまうのを素直に喜べないナイーブな少年であった。
第31話の走れ!じゃじゃ馬の回はすごく印象的な回だ。誰しも経験する短い期間だけれども、いい出会いというものをすごくよく描いている。教育実習の森下千恵子先生と長太郎とのあれこれ。
森下先生は頑固で押さえつけようとすると抵抗する長太郎に最初手を焼いてしまう。
森下先生は持ち前の行動派らしく、長太郎たちを家に招待して親交を深める。
森下先生は活発で元気で快活な性格だが、その反面、些細なことで自信を無くしてしまう面がある。とても人間らしさがある人である。
そして、本当はそうでないのに、皆に嫌われているという思い込みから、誤解し、先生になる自信までも失ってしまう。生きているとそういうことってあるなあ。
長太郎たちは、学校をでてしまった森下先生の家に行き、先生に見えるように(先生、大好き)と書いたバルーンを上げる。その長太郎たちの温かい気持ちと森下先生の嬉しさがじんわり伝ってくるのだ。