floatingweeds1292012-03-27

一年半くらい前の秋のある日、YouTubeを何気なく見ていた私は、あばれはっちゃくというドラマが目に止まった。もともと昔の映像を見るのが好きなのと、なんとなく、懐かしさがこみ上げてきた。例の父ちゃんの決め台詞?と何すんだよ!と言い返す子役。それから、あっ!はっちゃくが変わった!つまり代替わりしたという朧気な記憶があった。今思えば幼稚園から小学低学年であるのと、それほど注意して見ていなかったのだろう、子役の顔まで覚えていなかった。ただ、なんとなく、大きいお兄ちゃんがでているな、と思っていた。成人をとうに過ぎた頃、こうして、あばれはっちゃくのドラマ、それぞれの五代目を除くはっちゃくたちに邂逅することができた。
それぞれのはっちゃくに魅力があったけれど、何故か私は二代目が気に入り、度々YouTubeをクリックした。この好きになる感覚を話すのは難しい。確かに太めなところとか、よく見ると二枚目なところ、豪快な動き、ちょっととぼけた演技など、私のツボはあるのだけれど、よくわからないまま、段々に魅力にとりつかれていった。見て癒され、可愛いものに出会ったときのほのぼのとした感情を栗又さんのはっちゃくに感じ、満足があった。最終回を迎え、3代目のゲスト出演に狂喜した後暫くして、YouTubeはなくなってしまった。
それから、私は栗又さんに会いたくて高価ではあったが、ウィデオ、写真集を買った。素晴らしいあばれはっちゃくに関するブログを書いている方から、情報をいただき、同窓会や、インタビューの記事を手にいれては、見いっていた。これは病かもしれないが、近くのレストランで栗又さんというウェイトレスを見つけ…実際に栗又さんの遠縁の方だった…写真集をお見せしたり、通ったりした。又、栗又さんが現在お働きになっている某ホテルで食事をしたり、元同僚の方にお話を伺ったり、本当に迷惑な話だ。そして、あのときの朧気な記憶の大きいお兄ちゃんは栗又さんだったのだ、と思い込む始末。
自分にまつわることを書くのが苦手で、文才もないので、子供の絵日記以下である…ただ、今日は男!あばれはっちゃくの最終回放送丸三十年の日なので書いた。これから暇な時に、記事や写真集を載せていきたい希望はある。携帯ユーザーで、低クオリティは確実であるし、すぐ終わるかもしれない。
三十年前の栗又厚さんに、二年間102話もあるシリーズの主役を学業と平行して務めた、素人が考えてもわかる偉業に、ただお疲れさま、と言いたい。