あばれはっちゃくシリーズって、放送当時は、熱心に見ていた訳ではなかったです。勿論、存在は知っていましたが、漠然とテレビから流される放送を眺めていただけだったかも。見ていた代がどの代かも、どの代に代替わりしたのかも記憶になくて。幼稚園児からしたら栗又さんだけでなくて皆が大きいお兄ちゃんなわけで。それは私が、折り紙や読書、などがすきなちょっと変わった男の子供だったので、あばれはっちゃくのようなドラマはピンと来なかっただけなのかもしれません。でも世間的には大層人気のドラマだったのですね。年表を見せてもらうと、最初こそ視聴率苦戦したようですが、常に15%から20%台をマークしていたようです。

あばれはっちゃくが6年に渡る長きに渡って支持されてきた理由は沢山の要因があるだろうし、まして、全体を概観していない私がわかり得ることでもないのですが、はっちゃくが子供たちにとって、親しみと憧れを併せもった存在だったからではないでしょうか、となんとなく。失敗したりドジ踏んだり時にはちょっとずるかったり、こんな奴近くにいるなあ、という一方で、大人たちに向かっていいたいことを言えたり、正義感ある行動をカッコいいというか自分が出来ないことをできる長太郎をみて、胸がすき、憧れの目でみていたのではないでしょうか。でも、これは一般的にヒーロー物やともするとドラマの王道パターンな人物設定かもしれませんね。


それらしいことを勝手にかき連ねてきて、この期に及んでですが、何故今、栗又厚さんのあばれはっちゃくに惹かれたのか、よく自分でもわからないのです。前述したように、YouTubeで見させていただいて、最初は、なんとなく、おぉ、懐かしい…これが二代目か…フムフム…などとみていました。回を重ねるごとに、そして他の代も少し見せて頂くなかで、段々、栗又さんの長太郎をなんかこの子いいかも、と思っていきました。性別がばれたのでちょっと気持ち悪いですね(笑)


同じ苗字の方に写真集やサーカスマックスの記事を見せたり、栗又さんのお働きになっている某ホテルに食事にいったりと奇行をしでかすまでになってしまいました。昨年3月には吉田友紀さんのプロマイドがあると柿の葉さんが書かれていたので、栗又さんのもあるだろう、といそいそ浅草に買いに行きました。店員さんに探して頂く時に、何故にはっちゃく?と聞かれ、恥ずかしくて、な、懐かしくて…と絞りだしました(笑)栗又さんは残念でしたが、吉田さんと四代目の坂詰さんのプロマイドがあり、とても良い写真でしたのでいただいてかえりました。


もう見れないと思い、好きだった回だけでも何方かにダビングさせていただければ…と思い詰めていた頃、DVD化の吉報を柿の葉さんから頂きました。栗又厚さんのあばれはっちゃくをみるといつの間にか顔がほころび、ほっこりと癒されます。そして、私もあの頃の栗又厚さんのように頑張らなくてはと思います。本当に楽しみです。